他人に情報を盗まれないように万全の設定
iPhone7では、プライバシー情報が漏れないように設計されているが、それでも万全ではない。
たとえば、iPhone7のロック画面からはロックを解除しなくてもコントロールセンターや通知センター、Siriなどにアクセスすることができる。
これは利便性を向上させるための設計だが、悪用すれば他人が自分のiPhone7で音楽を聴いたり、調べ物をしたりなどが簡単にできてしまうのだ。
プライバシー保護を重要視するのであれば、いくつかの設定を変更して安全性をたかめておくといい。
ただし、下で紹介している設定をすべて実行すると使い勝手も落ちてしまう。バランスを考えて設定するのがオススメだ。
チェックしておきたいプライバシー関連の設定項目
1・コントロールセンターをロック画面で非表示に
ロック画面ではロックを解除しなくてもコントロールセンターが呼び出せる。他人に操作されたくない場合は、ロック画面でのアクセスをオフにしよう。
2・ロック中のアクセスをオフにする
また、ロック画面では「今日の表示」や「Siri」などにもアクセスできてしまう。プライバシーを重視するならこれらもオフにしておくといい。
3・見られたくない通知もオフに
ロック画面にメールアプリの通知が表示されると、他人に内容を盗み取られる可能性がある。見られたくない通知はロック画面の表示をオフにしよう。
4・パスコードを英数字に変更する
通常のパスコードは4~6桁の数字なので、総当たりで試せばロックが解除されやすい。より安全性を考えるなら英数字のコードを使おう。
5・iPhone7の名前を変更しておく
iPhone7の名前は標準だと「◯◯のiPhone」のような本名がついてしまう。この名前はAirDrop時に表示されるので、別の名前を変更しよう。
6・ロックまでの時間を短くする
ロックまでの時間を短くすれば、他人に勝手に使われるリスクが減る。「設定」→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」で時間を30秒い設定しよう。
ポイント!
AirDropを使っていない場合は、「受信しない」に設定しておくといい。「すべての人」にしている場合、近くにいる他人がAirDropを使った時に自分のiPhone7の名前がばれてしまう可能性があるのだ。