iCloudコントロールパネルを導入し同期を開始する
iPhone7は、Appleのクラウドサービス「iCloud」を使ってさまざまなデータをiPadやパソコンと同期できる。
パソコンとの同期は、Mac OSに搭載されているiCloudをシステム環境設定から開き、同期したい項目にチェックを入れればOKだ。
Windowsの場合は、「iCloudコントロールパネル」というソフトをAppleのさいとからダウンロードしてインストールしたいWindowsパソコンとiPhoneでは、iCloud drive、iCloudメール、連絡先、カレンダー、タスク、Webブラウザのブックマーク、写真を同期できる。
iCloudメール、連絡先、カレンダー、タスクは、Outlookのでーたんと同期する。ブックマークの同期は、Internet Explorer、Firefox、Chromeでるようできる。
写真の同期は、デスクトップの「PC」内の各種ドライブと並んで表示される「iCloudフォト」を開き、フォトストリームを確認できる。写真のダウンロードも可能だ。また、パソコンから写真をアップロードしてiPhone7で開くこともできる。
iCloudコントロールパネルの基本操作方法
1・iCloudコントロールパネルでサインインする
AppleのサイトよりiCloudコントロールパネルをダウンロード。インストーラをダブルクリックしてインストールする。
インストール完了後、パソコンを再起動するとタスクバーにiCloudアイコンが表示されるのでクリックして起動する。
タスクバーに表示されない場合は、画面左下のWindowsマークを右クリックして起動できる「検索」で「iCloud」と入力して、検索結果から起動しよう。
続けて、iPhone7と同じApple IDでサインインしよう。もちろんiPhone7側のiCloudも設定からオンにしておく必要がある。
2・同期したい項目を選択する
iCloudコントロールパネルのウィンドウが表示されたら、同期したい項目を選択し「適用」をクリックする。「写真」のオプションでは、iCloudフォトライブラリとフォトストリームの同期をチェックボックスで設定できる他、iCloudフォトのフォルダを変更できる。「ブックマーク」のオプションでは、Webブラウザを選択する。
3・Outlookでメールや連絡先カレンダーを同期
「メール、連絡先、カレンダー、およびタスク」にチェックを入れると、Outlook上のそれぞれのデータがiPhone7と同期される。なお、同期されるメールは「◯◯@iCloud.com」のアドレス。
4・Webブラウザのブックマークを同期する
「ブックマーク」にチェックを入れると、パソコン樹のInternet Explorer、Firefox、ChromeのブックマークとiPhone7のSafariのブックマークを同期できる。iPhone7のSafariのブックマークの「お気に入り」欄にパソコンのブックマークが表示されるようになる。
5・iCloud driveとiCloudフォトを利用する
「iCloud drive」と「iCloudフォト」にチェックを入れて同期すると、パソコンにも「iCloud drive」および「iCloudフォト」フォルダがそれぞれ作成され、iPhone7と同期できる。
6・iCloudのデータを管理する
「保存容量」をタップすると、iCloudのストレージ管理画面が表示される。iPhone7などのバックアップデータやアプリ内の保存データが一覧表示され、それぞれ削除も可能。「さらに容量を購入」から追加容量も購入も行える。