暗号化してアプリのIDやパスワードもバックアップ
iTunesやiCloudにiPhone7のバックアップを作成した場合、同じ端末なら問題ないのだが、機種変更時に復元するとアプリのIDやパスワードが消え、また一から登録しなおすことになる。
実はこの問題、iTunesでバックアップ先を「このコンピューター」に設定し、「iPhone7のバックアップを暗号化」にチェックしてバックアップするだけで回避可能だ。
機種変更の際には、新しいiPhone7をパソコンに接続し、iTunesで暗号化したいバックアップを選択して復元すれば、各種認証情報を引き継げる。
1・iTunesでバックアップを暗号化しておく
機種変更前のiPhone7をiTunesと接続して、「このコンピューター」「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックすると、パスワードの設定求められる。復元時に入力が必要となるので、忘れないものを設定しておくこと。端末の容量によっては、バックアップ終了までにかなり時間がかかる。
2・作成したバックアップを確認するには
作成したバックアップは、iTunesの「編集」→「設定」を開き、「デバイス」画面で確認できる。バックアップのファイル名を確認しておこう。
3・iTunesのバックアップから復元する
機種変更後のiPhone7をiTunesと接続して、「このバックアップから復元」にチェック、暗号化したバックアップファイルを選択しよう。「続ける」をクリックし、暗号化時に決めたパスワードを入力しれば、アプリのIDやパスワードを含めて完全な復元が開始される。