バックアップさえあれば初期化後にすぐ元に戻せる
動作の改善が見られないなら「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行して、端末を初期化してしまうのがもっとも簡単&確実なトラブル解決法だ。
ただ初期化前には、バックアップを必ず取っておきたい。基本はiCloudバックアップさえ有効にしておけば、iPhoneが電源に接続/ロック中/Wi-Fiに接続されている時に、自動的にバックアップを作成してくれるので、突然動かなくなった場合にも慌てない。
ただしiCloudを無料で利用できる容量は5GBまでなので、バックアップサイズが大きすぎる場合は、すべてのファイルをバックアップできない。
また一部アプリは初期化され、履歴やパスワードも復元できない。iTunesで「今すぐバックアップ」を実行すれば「iPhone7のバックアップを暗号化」でバックアップするのがベスト。
パソコンのHDD容量が許す限り完全んあバックアップを作成できるので、初期化前に実行し、iTunesから復元することをおすすめする。
なお、iPhone7がiTunesでも認識されないような深刻なトラブルであれば、最終手段として「リカバリモード」を試そう。
リカバリモードを実行すると、完全に工場出荷時の状態に初期化されたのち、iTunesからデータを復元することになる。
バックアップを取ってiPhone7を初期化
1・iTunesでバックアップを作成しておく
iCloudバックアップでも重要なデータは復元できるが、一部データは復元できない。初期化前には、iTunesで「今すぐバックアップ」を実行しておこう。
可能であれば、「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックして、各種IDやパスワードも含めたバックアップを作成しておく。
2・「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
バックアップを作成したら、「設定」→「一般」→「リセット」を開き、「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップする。
3・「iPhone7を消去」をタップして初期化する
「iPhoneを消去」をタップしtえ、Apple IDのパスワードを入力し「消去」をタップすれば、端末が初期化される。
バックアップからの復元とリカバリモード
1・「iTunesバックアプウから復元」をタップ
リセット後のiPhoneで初期瀬亭を進めていき、「iTunesバックアップかた復元」をタップ。iPhoneをパソコンと接続してiTunesを起動しよう。
2・iTunesのバックアップから復元する
iTunesを起動すると「新しいiPhoneへようこうそ」という画面が表示されるので、「このバックアップから復元」にほうにチェックし、みぎのプルダウンメニューから、作成しておいた暗号化バックアップファイルを選択したバックアップで復元が開始される。
最終手段はリカバリモードで初期化して復元する
パソコンでiTunesを起動し、iPhoneを接続。iPhoneのスリープ(電源)ボタンを音量を下げるボタンを同時に押し続け、再起動後もリカバリモードの画面が表示されるまで押し続ける。
iTunesにリカバリモードのiPhone7が検出されるので、まずデータを消去せずに更新する「更新」をクリックして試そう。それでもダメなら、「復元」をクリックして工場出荷時に設定に復元する。